地域から『病院の退院調整』を考える (2010年10月29日)


いつもお世話になっております。
10月度定例研究会のご案内させて頂きます。


今回のテーマは「退院調整」について。


セミナーリーフレットはこちら


病院における退院調整の実態を経験された方からの貴重な話題提供です。



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テーマ:「 地域から『病院の退院調整』を考える 」

報 告: 森本清美 氏(社会医療法人誠光会 居宅介護支援事業所きらら 所長 )

日 時: 2010年10月29日(金) 19:00~20:30

場 所: JR京都駅前 キャンパスプラザ京都 2階 第1会議室
参加費: 資料代 2,000円(定員60名) 要申込
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病院の経営者はもちろん、
病棟看護師や退院調整のMSW、
地域連携室の事務の方など多くの方に関連する内容です。


また、前回内容:地域医療再生に関しては、
多くの参加者から以下のような感想をいただきました。


●「地域医療再生の要である地域医療体制の必要性を強く感じた。」


●「様々な立場の人と密なコミュニケーションの成立が地域連携の成功要因だ。」


●「地域と連携してから、機能分化を図らなければないないことが理解できた。」


10月度のテーマも、この地域連携に非常に関係性が高い内容です。
前回の内容を思い出し、病院の課題がすべて繁がっている事を実感ください。



また、当研究会を研修の場として、利用され始めた病院もあります。


上司が部下を誘って、参加することで、業務改善の意識共有をできるという
役割もあります。ぜひ、同僚・上司・部下、他病院の方とご一緒に参加ください。
情報を共有出来ることが、最も円滑なコミュニケーションに役立ちます。



[内容]――――――――――――――――――――――――――――――――――

今、「病院の退院調整」が注目されている。患者さんの入院している環境を知り、
退院後の生活をイメージして入院中に整えなければならない役割が病院に求められている。
このため、看護の分野では、退院調整看護師の研修も実施されている。

病院として、生活者としての退院調整をどこからスタートしていくのか、
そのシステムづくりが問われている。


外来からスタートする病院もあれば、入院時からのところもある。
避けたいが、医師が患者・家族に退院を伝えた時点からのところもある。
つまり、その実態は病院によって様々であるが、その影響は、直に患者・家族に及び、
また高齢者の場合にはケアマネジャーに無理やり引き継がれる。


医療政策上、今後も、病院完結型から地域完結型へ・在院日数の短縮化・病院から
在宅へ等々の流れが加速化されることから、病院の退院調整については、
個々の病院のシステム努力に加え、二次医療圏・生活医療圏をも含む広域レベルでの
一定のルール化も必要である。


そこで、今回の研究会では、全国で二番目に認定された社会医療法人誠光会が設置する
居宅介護支援事業所において、その所長として、また看護師のケアマネジャーとして、
数多くの病院の退院調整の実態に精通しておられる森本氏に、
病院の退院調整について、地域連携の観点から、困っている事柄や問題点、
今後の期待などのお話しを伺う。そして、地域から学び、自ら考え、
実践できる場へと展開することを願う。

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21:00 終了後は食事会を予定しています。
時間内に出来なかった素朴な疑問など意見交換ができます。


毎回、約20名ほどが参加し、議論が活発になされています。
参加未経験の方は、気楽にご参加ください。事務局が全員紹介いたします。


※交流会(食事会)の参加を希望される方は、
申込み時に「交流会参加」とお知らせください。


※申込みは、以下のURL申込フォームよりお願いいたします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c2b1ee54122187



なお、会場の詳細な地図や申込方法などは、
添付の案内文をご参照ください。宜しくお願いいたします。


■過去の研究会情報
http://www.kdsv.co.jp



[運営事務局]
病院経営研究会in京都 事務局
担当:清土裕文
TEL&FAX:075-712-5770


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1970-01-01 | Posted in 定例研究会Comments Closed 

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