医っ福カフェ
【医っ福-いっぷくカフェについて】
「医っ福-いっぷくカフェ」は、医療・福祉にかかわるテーマをもとに、毎回新しいトピックを1つ取り入れながら、ワールドカフェ形式で学びあう参加型の交流&勉強会です。自由に自分の意見を話すことで、自分の中に新たな気づきが生まれます。その気づきは前に向か意欲につながります。1つのテーマをもとに職種や業種にとらわれることなく、自由に語り合うこと、そこで出てきた気づきをもとに新しいつながりと良い仕事をうみだす。そんな場になっていけばいいなと考えています。
【医っ福カフェ:コーディネーターの想い】
「医っ福-いっぷくカフェ」コーディネーターの丸谷香です。私は、病院のソーシャルワーカーとして、医療と福祉の間に立って約15年間仕事をしてきました。人を支援する仕事に就く人たちは、とても勉強熱心で、スキルアップに意欲的です。しかしながら、その反面、バーンアウトして離れていく人も減る事はなく、依然として人材不足は続いています。まず人ありきで動くことが身についているからなのか、意識が人に向きがちで、自分自身のことを振り返って向き合う時間があまり重要視されていないように感じていました。
”どの教科書にも書いてある 「その人らしい生き方」。”
この言葉を自分自身に置き換えて考えてみる、人を理解し、支援する仕事だからこそ、自分ときちんと向き合うことが必要なんじゃないか、そんなことを考えながら仕事をしてきました。
それとは別に、独特の仲間意識の強さにも違和感を持っていました。連携と言うことばの下に、業界のつながりは濃くなっていきました。けれでも医療福祉職以外の社会とつながる機会はほとんどない状態です。それが特有の閉鎖的な雰囲気を生み出しているのかもしれません。
民間企業が福祉ビジネスにどんどん参入してくる昨今、私はそこに力強い活力と大きな魅力を感じています。風通しの良いフレキシブルな関係を築いていくチャンスです。とはいえ、企業文化や目的の違うそれぞれが、協力しながら働いていくためには、それなりの取り組みが必要です。医療福祉職と民間企業がうまく融合して、お互いがより楽しく元気に働けるようにしたい、その人の業界や経験、立場に縛られず、リラックスして自分のことを表現し、知識や関係を深められる場を作りたい。
”そんな思いを共有してくれる大切な仲間たちとともに、このカフェを立ち上げました。”
自由に自分の意見を話すことで、自分の中に新たな気づきが生まれます。その気づきは前に向かう意欲につながります。1つのテーマを基に職種や業種にとらわれることなく、自由に語り合うことで出てきた気づきをもとに、新たな気づきを生み出していく、そんな場になっていければいいなと思っています。
みなさん、医っ福-いっぷくカフェに どうぞ一服 しに来てください。楽しい仲間たちとともにお待ちしております。
2015年8月1日 コーディネーター 丸谷香