2017年度のはじまりです
4月、新年度がスタートしました。
今日が入社式という病院も多かったのではないでしょうか。
極端に難易度が増したと話題になっていた平成29年第106回看護師国家試験。
受験者数62,534人に対し、合格者数は55,367人、合格率は88.5%だったそうです。
過去3回の合格率は89%、90%台で推移していたので、やはり難しかったようですね。
理学療法士・作業療法士などのリハビリ専門職の受験者数、合格者数は大きく変化はありませんでした。
注目すべきは介護福祉士です。
平成29年の介護福祉士国家試験 受験者数は76,323人。
過去3回は15万人単位で推移していましたが、半分以下に減少しました。
合格者数は55,031人。合格率は72.1%です。過去3回の合格率は60%前後です。
受験者数が半分以下になっているのに、合格率が10%以上高くなっています。
介護職離れの社会風潮と、介護人材を減らしたくない政府の意向が読み取れます。
職種の動向はいろいろありますが、なにはともあれ、新しく医療・福祉職に就いたみなさんが元気で活躍できる環境を整えていきたいものです。
今年度、病院経営研究会でもさまざまな取り組みで医療経営のサポートを実践していこうと考えています。