市民講座にてワールドカフェを行いました
「ワールドカフェ」とは?
先日、とある市の市民講座でワールドカフェを行いました。
「ワールドカフェ」とは、良いアイデアや新しい発想は、狭い会議室の中で生まれるのではなく、カフェのような、リラックスできる場でオープンに話をし、自由にネットワークを築くことのできる空間でこそ生まれる」という考え方に基づいた、新しい話し合いの手法です。
最近、とても注目されるようになり、あちこちで取り入れられるようになりました。
それはなぜでしょうか?
理由は、私たちを取り巻く環境の変化、人と組織の関係性の変化にあると思います。
コントロールされる社会からコラボレーションしていく社会への変化、
教えるスタイルから、学ぶ・学びあうスタイルへの変化、
指示命令の労働スタイルから、ダイアログ(対話型)の労働スタイルへの変化、
相互依存関係の複雑化、
こういった様々な変化から、人と人、人と組織の関係性のあり方を見つめなおす必要性がでてきています。
ワールドカフェはそういった多様で新しい関係性のあり方に対応するために生み出された手法です。
リラックスした空間で自由に意見を出し合い、考えや認識を深めていくことで、お互いの思いや考えの背景について探求し、関係性の質を高め、相互理解を深めていくことができるのです。
難しいことは抜きにしても、何より楽しく、新しい気づきと学びが得られる場です。
みなさんも一度体験してみられませんか?