プロセスの可視化と情報統合の手法~ファシリテーショングラフィック~
会議をしていて、「今何を話しているのか?」がわからなくなることや、みんなが下を向いていて時間だけがダラダラ過ぎてしまうこと、
結局結論がでないまま来月に持越し…というようなことはありませんか?
効果的な会議をするため、全員が参加する意義のある会議をするために、話し合いのプロセスを可視化する手法をファシリテーショングラフィックといいます。
この人は知っている、この人は知らない、
この人はわかっている、この人はわかっていない、
今、何を話しているの? 自分の発言がきちんと伝わっているのかな?…etc
多くの人は、本当に伝えたいことを上手に話せているわけではありません。
会議でも、ミーティングでも、「理解する」ということは個人の努力に任されています。
複数の人が集まる場で、知識や思いを目に見えるように可視化して共有すること、「理解する」を促進すること、
ファシリテーショングラフィックはみんなの視線を同じ高さにしていく技術です。
「会議」というのは大きく6種類に分けられます。
①定例進捗会議
②役割分担会議
③企画会議
④情報共有会議
⑤課題解決会議
⑥ケース会議(コンフリクトマネジメント会議)
この中で実はもっとも難しいと言われているのが⑥のケース会議です。
病院や福祉施設、地域包括ケアにおいて頻繁に開催されなければならない「ケース会議」
ケースの把握、全体の共通理解の図り方、支援の取り組み方など、意味のあるケース会議と効果的な支援を行うために、
プロセスの可視化と情報統合の手法、取り入れてみてはいかがでしょうか?