思い込みが脳を支配する


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先日、友人に連れられて、七田教育研究所の七田厚先生の講演に行ってきました。実は七田式教育というのをよく知らず…。なぜ行くことになったのかもよくわからず… という中での参加でしたが、講演は七田式教育にまったく関係がなく、脳の扱い方のお話でした。

その中で、とても勉強になったこと。

それは、「思い込みが人を支配する」ということです。

七田先生がまだ大学生のころ、お父様の七田眞先生(七田式の創設者)に誘われて、何かのセミナーに参加されたそうです。
そこで、分厚い電話帳を渡されて、「これを半分に破ってください」と言われたそうです。
初めは、「こんな分厚い電話帳、やぶれるわけがない」と思い、いやいやながらやっていたそうですが、
途中で、講師の先生が、「実は先日、75歳の女性がいとも簡単にこの電話帳を破ったんですよ」と話しをされた途端、七田先生の電話帳も、ビリビリビリッと裂けていったそうです。

これは、脳の思い込みが変換されたことによるものだそうです。

「こんな分厚い電話帳、破れるわけがない」から、「75歳の女性が破れた=20代前半の男の自分が破れないはずがない」 に変換され、結果につながった ということです。

この話は極端かもしれませんが、確かに、私たちは自分でも知らないうちに、根拠のない思い込みで、行動や感情を左右されることがあります。
古いところでいうと、「男の子だから泣かずに我慢しなきゃ」とか、「女の子だからお手伝いしなさい」 とか。

思い返すと他にもいろいろ出てきます。

「こうするもんだ」「こうしないといけない」

自分の中にある「当たり前」を疑ってみる。そうすることで、自分の可能性というのはどんどん広がっていくのでしょう。

あなたの中には、どんな思い込みがありますか?

2016-05-25 | Posted in 組織と個人とキャリアComments Closed 

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